ご挨拶

砂川聖子  2017年5月9日、新緑が眩しい五月晴れの空の下、晴れやかに、私・砂川聖子は、一般社団法人 日本ファインライフ協会(JFLA)を設立いたしました。

 当協会は、「日本に世界に、感動と希望と笑顔を届けたい。人と人を結ぶ懸け橋となり、喜びの輪を広げたい」というミッションを抱き、多くの人々が時代に合わせて、ライフスタイルのアップグレードを楽しめるよう、様々なファインライフのセミナーやカルチャーイベントを発信し続け、心満たされる幸せなライフスタイルを創る皆様との懸け橋となることを目的としております。

 今回の設立にいたりましては、大変恐縮ではございますが、22年間で3万人への指導経験やこれまでの活動内容の集大成であるといえると存じます。

 変化の激しい流動的な21世紀は、心という見えない世界である精神面や文化面が非常に大切な時代であると存じます。まさに自分自身を見失わないように、心にしっかりとした柱を建てること、美しい人格をどうクリエイトするかが問われている時代でもあると存じます。
確固たる自分を形成し、幸せなライフスタイルを築いて欲しいと願い、このたび、当協会を設立する運びになりました。

 このような経緯をたどる中、思い出されることは、辛い時も苦しい時もそして喜びの時も、皆さまに励まして頂いたことです。改めて感謝申し上げます。
協会メンバー共々、心を合わせ、心を尽くして、皆様のお役に立てるセミナーやイベントを創っていく所存でございます。

今後ともどうぞご指導、ご鞭撻、宜しくお願い申し上げます。

 

代表理事 プロフィール

はじめまして、一般社団法人日本ファインライフ協会(JFLA)代表理事の砂川聖子と申します。

私は、「プロトコール」と「接遇やマナー」の講師、ソムリエールとしての資格を生かしながら、ソムリエ受験対策やワインの愉しみ方のワイン会(初心者向け)を24年間やっております。

私が上記の仕事に至るきっかけは、ヨーロッパへの留学でした。

私は幼少期より漠然と海外に憧れてきました。そして物心がついたときには“グローバル”な職業につきたいと願うようになりました。母は、結婚しても家庭でお仕事が続けられるよう、私をピアノ講師として、女性らしくおしとやかに育てたかったようですが・・・(汗) かけっこなど、走り回ったり、木登りしたりと、どうも、母親の思い通りの子には育たなかったようです(笑)

私のこれまでの人生をご紹介しましょう。

初の大きな困難と挫折

グローバルな仕事にあこがれてキャビンアテンダントを目指しますが、あえなく体の疾患のため、体力検査で涙をのむ・・・

初の反抗期

その後は「グレてやる~」とディスコに通う当時の毎日は、バブリーの時代でしたので、なぜか羽振もよかったです。大きくなってからの反抗期は、さすがに母も困っていた様子でした(涙)

夢への挑戦・第1章

25歳、勤めていた会社を退職し、憧れのヨーロッパ留学を果たしました。そのヨーロッパ(スペイン)では、まさに目から鱗が落ちる!毎日。そこで習得したのがプロトコールだったのです。

プロトコールを体得するために、様々なカリキュラムで肉付けしていきます。 ヨーロッパの文化を学ぶために、ヨーロッパ中の美術館を訪れたり、オペラを鑑賞したり、本物の芸術(西洋美術、音楽)に触れました。様々なパーティへ出かけ、パーティの種類を学び、パーティを開催して、主催者側のおもてなしの心得、フランス料理、ワイン、サービスの仕方を学びました。

スポーツは乗馬、テニス、ゴルフ、プライベートビーチでのマリンスポーツをしながら、健康な身体作りもしました。 私にとっては、何をとっても新鮮で楽しい毎日でした。

成績は、入学したては「ウサギとカメ」で例えるなら、「カメ」なので、きっと びりっけつ。 全てがはじめてのことで、授業についていくのがやっとでした。が、卒業するときには、プロトコールの成績もトップでしたよ~(笑)^^v

*プロトコール:国際儀礼、外交儀礼のこと。国同士が友情を育むための大切な約束事。つまり、優しさや思いやり・愛をマナーとして表現したもので、「プロトコール」とは、語源はギリシャ語の「にかわ」に由来しており、人と国をつなげる接着剤の意味が込められています。

夢の挑戦・第2章

帰国後、日本はワインブーム。その爆発的な人気をチャンスとみて、ヨーロッパで磨き上げた嗅覚と味覚と実績を生かし、かつ、ワインバーでスタッフやお客様に色々と教えて頂き、ソムリエ資格試験合格。

その後、世界一のソムリエに輝いた田崎信也さんとフランスワイン研修(プロヴァンス、ローヌ、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、アルザス地方)へ。
1日に5~7件のワイナリーでテイスティング、毎日のように星付きのレストランでの食事は、ゆうに0時を過ぎます。

決して楽しいだけの研修ではなく、プレッシャーと戦いながら、かなり追い込まれながらのまるで拷問?! のような毎日(泣)でしたが、そのおかげで、考えて分析して食べることで味覚が敏感になり、テイスティング能力はかなり鍛えられました。

夢への挑戦・第3章

2000年に沖縄でサミットが開催。その当時米総領事館でプロトコールが必要なプライベートな会食のテーブルコーディネイトと、VIPへのサービスを担当させて頂きました。

その後、第46回米州開発銀行・沖縄総会の準備のための沖縄地区税関でのプロトコール講演会へと続き、私の出番が巡りまわってきたのです。

また、テーブルコーディネイトの分野でもご活躍中で、フランス政府芸術文化勲章を授賞された今田美奈子先生と出会うことになり、フランス政府公認サヴォア・ヴイーブルのライセンスを頂く機会にも恵まれました。

*サヴォア・ヴイーブル:フランス語でサヴォアは「知る」、ヴイーブルは「生きる」を意味する。粋な生き方を知り、それを日々の生活の中で実践すること

夢への挑戦・第4章

初めて本を上梓いたしました。 タイトルは「幸せになるワインの選び方」。
雑誌の取材で、サンマリノ共和国・カデロ閣下と対談もさせて頂きました。

夢への挑戦・第5章

東京・青山に事務所を構え、富裕層向けの「ウエディング」と今では当たり前になっている「体験型ツアー」を手掛け、様々なアイディアや企画を出して、石垣と東京、フランスを駆け巡っていました。

またしても大きな困難と挫折

石垣島で大きなプロジェクトが佳境を迎えたお打合せの時、東京の弟から1本の電話。
仕事中は絶対に電話に出ませんが、一瞬打ち合わせが中断されたので、電話をとってみると、「これから手術で、もしかすると、ひざ下切断かもしれない・・・」と涙ながらの声。

その日の夕方のフライトで、石垣から東京へ。
この日は2011年3月13日。

東大震災後の羽田空港、東京の交通は、かなり麻痺していて、病院に到着したのは、手術が終わり、麻酔から覚めた頃、21時くらいでした。
弟は足の踵は残したまま無事に手術は成功したのですが、余震の続く中、弟の看病をするために、手掛けていた石垣と東京のプロジェクトから抜けました。

夢の挑戦・第6章

その後、弟は何度も入退院を繰り返し、しっかりと病と向き合うために、沖縄へ呼び戻しました。

私は家のことを中心で動いていたので、これまでのような仕事ができなくなりました。それでも、今の生活リズムに合った仕事はないだろうかと考え、ふと、念願だったワインバーを期間限定でオープンすることを思いついたのです。お店の名前は「Yuimageユイマージュ」(沖縄の方言で結ぶ意味の“yui”と、ワインと料理の“mariage“マリアージュの造語)

透析をしている弟を病院へ通わせながら、ワインに合う料理を考案したり、ワイン会の料理をフルコースで出すために料理の仕込みをしたり、ワインのセレクトしたり、体はきつかったですが、なんだかワクワクしました。

ワインバーをオープンしたからこそ、疎遠になっていた友人知人がお店に会いに来てくれて再会したり、新しい人脈も広がりました。

夢への挑戦・第7章

おかげさまで、弟の2度目の手術も無事に終え、私も講師活動中心の仕事に戻りました。

多くの友人たちに支えられ、沖縄と東京で、主にワインや飲食に関わるコンサルタントと、プロトコールに付随するマナー関連セミナーを手掛けました。

積極的に活動を再開し、ありがたいことに、宝塚や名古屋まで呼んで頂き、全国各地飛び回わらせて頂いております。

自分ではどうしようもできない出来事

母がアルツハイマー型認知症となり、追い打ちをかけるように父親が脳出血で倒れ、現在のところ、ダブル介護中です。

私は実家に戻り、両親の面倒をみるのは当然ですが、あれだけ大好きだった母が認知症になったことは、大変ショックで、家庭の灯りが消えたようでした。

どうしていいか、どう対処していいのか、目の前が真っ暗になりました。
が、弟とふたりで、一生懸命に向き合っています。

つづく夢への挑戦

夢への挑戦は進行中ですが、ここまで頑張れたのも皆様に支えてきて頂いたおかげさまです。本当にありがとうございます。

その恩返しのためにも、愛いっぱい注ぎながら【夢への挑戦・第8章】の第一歩といたしまして、2017年に一般社団法人日本ファインライフ協会(JFLA)を立ち上げました。

私は「日本に世界に、感動と希望と笑顔を届けたい。人と人を結ぶ懸け橋となり、喜びの輪を広げたい」です。

そのために、JFLAでは、多くの人々が時代に合わせて、ライフスタイルのアップグレードを楽しめるよう、様々なファインライフのセミナーやカルチャーイベントを発信し続け、心満たされる幸せなライフスタイルを創る皆様との懸け橋となれますことを心より願っております。

まだまだ足りない点、至らない点も多いと存じますが、私どものホームページが、少しでも皆様のお役に立てますよう、今後とも心を込めて精進して参ります。

略歴

2000年 沖縄サミットでアメリカ領事館プロトコール担当
2002年 ベルギー日本大使館研修
2003~2004年 ミス沖縄選出大会 最終審査員
2008年 会員制クラブ六本木ヒルズクラブ 富裕層向けブライダル&コンサルタント
2015年 ハイアットリージェンシー那覇沖縄ホテル スタッフ研修
2016年 リッツカールトン東京テーブルマナー講師、及び各種企画
2017年 ・生け花インターナショナル大会 常陸宮妃殿下、高円宮妃殿下、絢子さま御付き
 及びプロトコールチームへの接待指導
・香港飲食店運営会社へのコンサルタント

資格

国際テーブルセッティング&マナー講師
サヴォア・ヴィーブル(フランス政府公認)
日本ソムリエ協会認定ソムリエ
日本酒利き酒師
古流生け花師範免状 など

著書

 幸せになるワインの選び方 美研インターナショナル